いろいろなシステム什器を知ることは大切!

今回は初心者対象かもしれませんが、店舗設計をしていると必ず避けて通れない什器です。
安価な色気の無いシステム什器もあれば、なかなか見栄えしてるやん!ってのもあります。

今回の作図は後者のシステム什器です。

木パネルとスチール角パイプで構成され、棚やハンガー・バー可動もためにスリットを組み込んでいることです。

見た目はそれほど悪くなく、これなら普通の店舗でも汎用性があり使いやすい什器だと感じます。
やっぱり、フレキシブル性は店舗にとって大切な機能です。

図面もやや手が込んでますが、初心者方も理解しやすい什器だと感じます。

■サイズ■仕様
W1266×D500×H1050
図面参照 
フレーム:16×40スチールパイプ メラミン焼付塗装シルバーメタリック
天板 t8㎜透明ガラス
袖パネル/シナCL
t1.5㎜スチール+9×9スチールパイプ
■備考 
システム什器は必須!
■難易度:初級編★★★★☆

作図解説

前述したように、基本は16mmx40mmのスチール角パイプスチールパイプ。
仕上は、メラミン焼付塗装シルバーメタリックですが、このカラーリングが落ち着きと上品さを醸し出すんです。

何にでもそうが、カラーって重要な要素があります。決定の際は注意が必要です。
そして、このカラーと木製パネルの相性も抜群です。(経験上)

図面について

1.きっちり描けているようですが、平面図の寸法足らずが見受けられる。
2.もう少し細かいカ所まで気を配る。
 ※詳細図をもう少し増や左内と、製作図としては成り立たない。

作図ポイント

以下の断面図と立面図をしっかり覚えて実戦に備えてください。
この程度なら、充分理解出来ると感じますので、一度描いて見てください。

図面は、描けば描くほど上達します。
ちなみに、この程度なら初心者の方で、約4〜5時間はかかると感じます。

今でも、このようなシステム什器はどちらの店舗でも活躍します。
売り場は、変化が必要です。だから、こういったフレキシブルな什器は廃れないのです。

まとめ

このような什器図面は、多くの方が描いておられますが、上達か中身の内容を理解することと什器がもたらす効果を考えるようにしてください。

什器図面も様々です。

私思うに、ガラスショーケースが描ければ一人前と見なします。
什器には、機能を果たすため多くの関連材があります。今回のスリットもそうです。

出来れば、このサイト見て、この什器に必要な関連材は何なのかってことを考えてみてください。
例えば、建具図には付属金物という関連材があるのと同様です。

この什器事例だったら、何があるか考えてネット検索するのも勉強です。
頑張って素晴らしい図面屋になってください! 応援してます!

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