追加で造ったフィッティングルームは以外とよかった!

今回はフィッティングルーム(FR)のお話です。実は、このFTは竣工後に造ったのです。
売り場の広さを見て、FRが足らないと判断したクライアントからの要請でした。

仕方が無いので図面を描くことになりましたが……….!
なんと、店内ストックスペースの全面にFRを設置という条件があったんです。

そこで考えたのが、以下の図面となってます。

珍しいケースなのでしっかり読み取って、あなたの経験値を上げてください。
結構、上手くいきましたよ。

■サイズ■仕様
W1200×D1200×H2150
図面参照
本体:木工パネルt50mm+クロス仕上げ
その他仕様は図面参照のこと
■備考■難易度:????

作図解説

さて、図面読み込みはOKですか? なかなかしっかり描けてます。
個人的にはこのようなFRは、お薦めしませんがこれもなせる技とお思いください。

意外とよかったのは、ストックルームの開口枠とFRの開口枠が上手くいったことです。

そして、FRには不可欠な姿見はミラー付き建具として開閉できるようにしました。
これで、お客様がFR仕様されてる意外は、スタッフはいつでもストックルームに出入りで来ます。

以下がミラー付き建具の平面詳細図です。

作図ポイント

図面的には、内容を叱り反映しています。

開口が、やや広いと感じますがストックルームの出入り口としては、750mmは必要かと感じます。
あまり広すぎると、姿見には適合できないからです。

姿に身の理想のワイド寸法は、650mm〜700mmと聞きますから。
後は、ミラーエッジ、戸当り、手じゃくりも表現されていて、建具図として申し分ないと思います。

忘れてましたが、この場合も蝶番は、自動でドアが閉まるスプリング蝶番が重宝します。
見た目も、ミラーパネル程度の厚みでよかった気がします。

以下の詳細図は、仕上げの範囲を図面化したモノです。
ちょっとしたことですが、こういった気配りが『金を稼げる』図面と言うものです。

今回の事例は如何でいた>?
図面屋を永くしていると、様々な難題が飛んできましたね!失敗して怒られたこともあります。いちゃもん付けられて、図面代貰えなかったこともあります。

いろいろ経験することが、力となります。図面屋は大変不足していますので、生涯の生業として挑戦してください。

私はみなさんを応援してますし、教えだって出来ます。お問い合わせください!
長々とお付き合いありがとうございます。

尚、乱文についてはご容赦を!

お願い致します!
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