作図説明
今回の事例は、店舗とはちょっと関係の無いトイレの作図事例です。これは、当時、TULLY’Sの出店計画と共に作図にも携わっていました。
その中での1店舗で、奈良ファミリー店の店舗内トイレの図面です。私は、こういった非物販エリアの作図も多く熟してきましたので、今回の事例はきっと役に立つと思います。
飲食店舗を設計していて、いつも悩まされるのが、トイレスペースの確保です。特に飲食店や、ファストフード店などでは、第一に客数確保が最優先です。そのためにトイレなどは、二の次になってしまいます。しかし、トイレは、店舗には必要不可欠なエリアです。
そこで、多くある過去の資料を探していたら、良い資料を見つけたのです。「これは良い!」と感じてご紹介することにしました。
まさに、「省スペース化を実現したトイレの図面事例」です。
まず、平面図をご覧ください。そして、各展開方向も入れていますので、同時に見ていってください。
なんとW=2500、D=1910での省スペースで、化粧室らしきものまで設置した作図事例なのです。
普段、何気なく設計しているトイレですが、手狭な飲み屋や、ファストフード店のトイレエリアの確保は非常に厳しいですし、悩みます。
というのも両店舗に限らず、飲食店舗は、やはりホールの面積確保が最重要課題であって、この是非が飲食店舗が勝ち残る勝負所だと感じるのです。
私も様々な店舗の設計に携わってきましたが、やはりトイレには、毎回のように苦労しました。ただ、今回の事例は結構な汎用性があるとも感じます。私と同じ苦労をされている設計者の参考になれば嬉しいです。
もっと狭いトイレは、多々あると感じますが、最低限この程度のスペースがあれば、トイレとして満足度は上がるでしょう。手洗い含め化粧室っぽい雰囲気を加味したこの事例は、きっと役に立つと感じます。是非お使いください。
続いて、展開図の拡大を添付しておきます。拡大平面図の展開指示を見ながら進めれば、より分かりやすいと感じます。
本来は、もっと細部まで必要でしたが、現状でお目にかけられるのはこの程度です。ですから、仕上げ等は別にして、その内容やトイレ全体図として、しっかり見てください。
トイレには、何が必要とか、洗面台の機能はどのようなものか、現状では細かいところじゃなくて、この狭いスペースでの作図事例と捕まえてください。
トイレについての資料は、他にも多く所有していますので、必要と思われる方は、お問い合わせしてください。出来る限りの協力は惜しみませんので。
最後に、追記となりますが、洗面台の拡大図をてんぷしておきますので、こちらも参考資料としてください。
お願い致します!↓ ↓ ↓