変化のあるフォルムは好きですね!

今回は、ちょっとややこしい天井造作図の事例です。ほぼ実施設計と言って良いでしょう。
全資料が見当たらない中、この断片的な図面が一枚だけ見つかりました。

竣工は、2005年と記されてましたので、20年近く前の図面となります。
これを見て「変わらんな〜!」って声が出ました。(笑)

作図解説

さて解説といきたいところですが、上の図面を端から端まで読み取れば理解できると思うんですが、如何でしょう!

基本的には、スチール角パイプ、L型アングル、スチールフラットバーで下地組をするのが第一段階です。これについては、基本図を描いて金物屋さんと打ち合わせ。

これが決まったら、私は施工図を描いていきます。しんどい仕事なので早朝に行います。
下地が決まっているので、後はボンデ鋼板張りと思われます。

そして仕上げ材を考えますが、この時点でほぼ私の手から離れて金物屋さんと内装屋さんで進めてもらいます。
ざっとこんなもんです。

私は、形とその出隅をしっかりした寸法を表現してあげるだけです。
しかし、大切な業務なので気が張ります。

以下の図面はこの部屋の天井伏図です。

これを見る限り、間接照明の有無は明確ではありませんが、上の断面図と下の図面を見ると中央辺りのそれらしい物体がありますね。

後は、ご自分の判断で進めてください。以上です。

まとめ

如何でしたか>?

上手く説明できなくて申し訳ないです、ただ、このような事例は、私的にはあまり薦めしないのです。
読者さんからのリクエストです。

このサイトにも、若干ではありますがこの事例に似た作図は見られますが、経験上「こんなん覚えてどうするの?」って感じなのですね。私は。

前述しましたが、内装設計者の立場としては、天井の形状(出隅)をしっかり描いてあげれば十分であってここまで描く必要は無いのでは!と感じます、

大切な、他のことを忘れてはいませんか?

まぁ、出来ればですが、建築屋さんに描いてもらえれば良いと判断します。

昔の私のように、本気でこのような図面を描きたい、天井構造を知りたいという思いのある方はそれなりに描き慣れていけば、描けるようになるもんです。

長々とお付き合いありがとうございます。
尚、乱文についてはご容赦を!

《関連サイト》以下にも有益な情報があります!

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