背面パネルの間接照明が効果有り!

久々の投稿です。毎日暑くて大変ですが読者の方々は如何お過ごしでしょう。私は、やっと大型物件が終わり毎日のんびりです。

さて今回の作図事例は、ちょっと重量感がある壁面造作什器の事例をお届けします。

かなり、以前の物件での作図の一部です.確か、インテリア小物だったと記憶しますが、定かではありません。

先日まで、ホテル関連の仕事に携わっていたので、「こんな感じの家具だったら!」って感じたもので….。

事例内容は、見ての通り普通の壁面什器感じすし、特に面白みも感じません。
ただ、住宅家具だったら良いななんて感じました。

ではでは、図面読み込みスタートしてください。(10分)

wall sh-3 v2018 v2018
■サイズ■仕様
W2500×H2200×D550
図面参照
本体:化粧板仕上げ仕上げ
側板:スチールクロカワC字曲板 t=1.6生地+ツヤ消しクリア ビスどめ
棚板:デコラ板(木目)
内部照明:FL40W×5灯+FL32W×5灯/スライド式 カールコード使用
■備考■難易度:初級編★★★☆☆

作図解説

作図解説って内容のものではありませんが、取りあえず進めましょう。

まず、平面図は別治して、重要なのが平面詳細図ですが、若干ではありますが寸法抜けが多く感じます.これでは、平面詳細図としては却下ですな。

ワイド寸法、方立の位置寸法などですが、重要な寸法です。きっと内のスタッフが描いたのでしょうが、初心者ですね。(ご容赦を)

この什器の良い点は、背面の照明器具のメンテの手法です。
店舗環境の情報が無いからどうも言えませんがね。

図面的には、このメンテの手法の作図も欲しかったって感じます。
基本設計段階だったら、この図面で通用しますが実施だったら、私は絶対却下です。

作図ポイント

作図ポイントとしては、『ココ!』って言う箇所はありません。

背面パネルの照明前のアクリライト(乳白色アクリル)の納めは、このサイトで既に一通り理解されたと感じますし、その他は特に特記する箇所ありません。

背面での蛍光灯のメンテの方法については、ご自分の『ノウハウの引出』に、しまっておいてください。

やはり以下の作図を見ていると、きっと基本設計だと感じます、
しかし、図面は粗い感じがします。

寸法線は良いのですが、引出線(記述)が左右に配置され大変見にくいと感じます。
いつもスタッフに言っていることですが、引出線(記述)は左右どちらかにだす、

まとめ

今まで、酷い図面は数々見てきました。
最近でも、「何じゃこれは!」って図面は我が業界に氾濫してます。

それで、ものが造れるならいいのですが、製作はきっと大変でしょう。
また、製作用に図面を描き直さなければなりません。

これでは経費が嵩みますな。良くないことです。

心情としては、特にサラリーマン勤めの図面描きです、ヤバいのが。
全ての人とは言えませんが、全体的にレベルは昔より低くなっているようです。

それでは、今日は以上とします。
お付き合い、ありがとう!

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