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トミーヒルフィガー 近鉄和歌山店_2000.04
■サイズ■仕様
W700×H2200×D675
図面参照 
木下地:染色CL仕上げ
t=6mmクリアミラー貼り
■備考
 

作図解説

現在でも人気のアメリカンカジュアルファッションで、百貨店の出店が主です。初出店当時は、トラッド感覚で面材を多く使ったショップでした。

重厚感のあるクラシっク風になりがちな雰囲気を白塗装で柔わげ、アクセントとして木目の茶色が引き立つ明るいショップイメージとなっていました。

今回は、そのショップの壁面什器サイドに設けられたストックスペースの作図事例となります。

どのようなショップだと言うことを理解いただくために、もうひとつの記事を着くっておいたので、是非参考にしてください。

壁面什器横に設置したミラー付きのストックボックスだと理解出来ます。

それでは、次にこのストックの詳細図を添付しておきます。エスカレーター横の売り場だったので、左側面と裏面にも仕上げを施しています。

面材が多いだけで、これといった特徴のないストックボックスに見えます。 会えて、言うならばですが、建具を面材と同じ寄り寸法にして、あたかもミラーパネルが固定されているように見せています。 ピアノ蝶番を建具の小口に取り付るのではなく、背面につけることで可能となった見せ方です。

以下の平面詳細図をご覧下さい。

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要は、「ここには、ドアなどありませんよ!」って感じで、俗に言う隠し蝶番手法?ですね。

ピアノ蝶番を建具の小口に取り付るのではなく、背面につけることで可能となった見せ方です。(これ結構使えますよ!)

下記に、平面詳細図を載せてますので、確認してしっかり理解してください。店格を意識する店舗では、必ずとは言いませんが、過去に多くの収め図を描いてきました。

開閉を制限するステーについて

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取り付けたステーの画像

このミラー付建具には、ストッパーが有りません。

開閉角度は、180度に近い角度で開きますので、ストックスペースと建具が接触して、双方にキズがつくこともあります。

この場合、開く角度を制限してぶつからないようにする工夫が必要です。 工夫といっても簡単で、建具上部にステーを取り付けることで解決できます。

実際に取り付けたステーのフォトがあったので添付しておきます。

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