■サイズ | ■仕様 |
W1800×D35×H2106 図面参照 | 枠:木工ラッカー塗装仕上げ 建具:木工下地t=6mmミラー貼り+化粧板仕上げ |
■備考 | |
200107更新 |
作図説明
この作図事例はミラー貼り柱の詳細図ですが、柱の各面にシステムであるスリットが埋め込まれています。
ちょっと厄介ですな!
しかし、スリットを除けばミラー貼り柱図としては “きほんのき”のような気がしますので、しっかり覚えておいて下さい。
ミラー貼り柱にスリットはもったいないような気もしますが、繁忙期には活躍はするでしょうねな!ではでは、続きに行きますかね!
まあ、普段は特に商品などを展示しなくても問題ないのでしょう。姿見にも成りますからね。またスリットがあるために一点掛けなどでディスプレーも可能です。
そう考えれば、閑散期、繁忙期においてかなりバリエーションが考えられるので、このミラー貼り柱は活用価値がありますね。
それでは、詳細図をご覧ください。
上の作図が、平面詳細図で下が縦断面詳細図ですが、読み取れますか?
収めにちては、これといって難しい所はありませんが、せっかくですから注意点を2点お伝えしておきます。(初歩的なことですが・・・。)
1点目は、ミラーのジョイントラインをどこで設定するかです。
ミラーもサイズによってコストが変わります。また、サイズが大きくなればなる程ガラスの歪みやひねり等があって「写り」の調整が難しくなってきます。
意匠も重要ですが、ミラーの分割サイズにも注意をはらう必要があります。今回の事例では、3150mmと1350mmの2分割となっていますが、片方が極端に長いサイズなので、均等にするべきだったような気もします。
2点目は、ミラーフレームの取り付けです。
図面を見てください!各コーナーにミラーフレームとして14mm角のステンレスヘアライン角パイプを取り付けています。
この角パイプを固定するために35mmのフラットバーを事前に溶接しています。こちらのフラットバーの長さにも注意しを要します。あまり短すぎると、壁下地材の軽量鉄骨(LGS)にビスが掛からないことがあるからです。
図面の平面詳細図のように必ず軽量鉄骨(LGS)にビスが揉み込める長さにしてください。
最後に、簡単のように感じる今回のミラー貼り柱の施工図ですが、今でも出来の悪い輩は相変わらず同じところで蹴躓いていますが、みなさんは大丈夫ですね!
お願い致します!↓ ↓ ↓