Eddie Bauer ダイアモンドシティ 広島_2004.01
■サイズ■仕様
W1800×D35×H2106
図面参照
枠:木工ラッカー塗装仕上げ
建具:木工下地t=6mmミラー貼り+化粧板仕上げ
■備考
200107更新 

作図説明

この作図事例はミラー貼り柱の詳細図ですが、柱の各面にシステムであるスリットが埋め込まれています。

ちょっと厄介ですな!

しかし、スリットを除けばミラー貼り柱図としては “きほんのき”のような気がしますので、しっかり覚えておいて下さい。

ミラー貼り柱にスリットはもったいないような気もしますが、繁忙期には活躍はするでしょうねな!ではでは、続きに行きますかね!

まあ、普段は特に商品などを展示しなくても問題ないのでしょう。姿見にも成りますからね。またスリットがあるために一点掛けなどでディスプレーも可能です。

そう考えれば、閑散期、繁忙期においてかなりバリエーションが考えられるので、このミラー貼り柱は活用価値がありますね。

それでは、詳細図をご覧ください。

上の作図が、平面詳細図で下が縦断面詳細図ですが、読み取れますか?

収めにちては、これといって難しい所はありませんが、せっかくですから注意点を2点お伝えしておきます。(初歩的なことですが・・・。)

1点目は、ミラーのジョイントラインをどこで設定するかです。
ミラーもサイズによってコストが変わります。また、サイズが大きくなればなる程ガラスの歪みやひねり等があって「写り」の調整が難しくなってきます。

意匠も重要ですが、ミラーの分割サイズにも注意をはらう必要があります。今回の事例では、3150mmと1350mmの2分割となっていますが、片方が極端に長いサイズなので、均等にするべきだったような気もします。

2点目は、ミラーフレームの取り付けです。
図面を見てください!各コーナーにミラーフレームとして14mm角ステンレスヘアライン角パイプを取り付けています。

この角パイプを固定するために35mmのフラットバーを事前に溶接しています。こちらのフラットバーの長さにも注意しを要します。あまり短すぎると、壁下地材の軽量鉄骨(LGS)にビスが掛からないことがあるからです。

図面の平面詳細図のように必ず軽量鉄骨(LGS)にビスが揉み込める長さにしてください。

最後に、簡単のように感じる今回のミラー貼り柱の施工図ですが、今でも出来の悪い輩は相変わらず同じところで蹴躓いていますが、みなさんは大丈夫ですね!

お願い致します!
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