共有通路からのブランドサインはショップアクセントに最適

当時(20年前)、今回のようなウインドウ+サインがよく使われていました。現在もその名残を所々に存在することが在ります。特に、共有通路の壁面などに見られることが多いと感じます。

特にスーパブランドの店舗などでは、店格お高めるため、あえてクローズド形式の店舗が多く、そのような店舗には、必ずとはいいませんが、この形式のウインドウが設置されることありました。

ただ、見た目はとてもシンプルなのですが、いざ実施図面となると、かなり手強い納めが待ってます。ちなみに今回の作事例も、とあるスーパーブランドの店舗に携わったときの実施図です。

ウインド自体は、小さいので小物、特にバッグショップや、アクセサリーショップには、最適なウインドウで有り、ブランドショップには、無味乾燥とした共有通路でのアクセント効果としていたのですね。

■サイズ■仕様
W2500×D518×H550
詳細は図面参照!
サインボックス:スチール焼き付け塗装仕上げ
+t8mmクリアガラス
■備考
難易度:上級者★★★★☆/

作図解説

まず、図面をご覧ください。実施図が主体なので、その姿図は実施図を説明するためだけの図面なので、あえて、縮尺を上げて小さく表現しています。

これについては、紙面上の都合の考えてのことです。あまり多くの図面を描くと嫌がる人もいますから、効率よく、しかもバランスを考えて描きます。では、以下参照してください。

縮尺は、1/20で描きました。平面詳細図、立面図、そして断面詳細図と、どれをとっても、よく描いたと記憶します。この程度の作図でも、ここまで描いてけば、概ね理解には苦しむことは無いと感じます。

本命は詳細図ですから!

次に、進める詳細図を描くためにも、ここはしっかり描くことが必須です。ここでは、絶対に手を抜かず描いてください。

そして、明確な寸法を確認しもって入れていきます。ここで転けると、詳細図を描く時点で、逆戻りしてしまいます。プロの図面屋としては、このような時間の浪費は許せません。

次に進みましょう!

ポイントは、以下の詳細図は必ず覚えること!

上の図面は、平面詳細図です。上の三面図に描いた平面詳細図とは違った表現が成されていますね。お解りになりますか?

そうなんです、ここにはこのウインドウに取り付けられたダウンライトが表現されています。(断面詳細図に出てきます)

ここでは、ウインドウ部の間接照明用のスリムライン、そしてサイン部の盤面への光源となるスリムラインが確認できます。尚、ウインドウ部での間接照明はフロント側にもあります。

ちょっと厄介な図面ですから、時間をかけて読み取るようにしてください。実際、ここまでの図面ですと読み取る力がないと、今後は苦しさを感じるはずです。

初心者の方などは、「ここは、何ですか?」「ここは、どうなっているんですか?」なんて、メールを頂くほどですから。そして、この図面には、多くの納めも有ります。是非覚えるようにしてください。

それじゃ、次に進みます。

さて、次の断面詳細図を見て頂きましょう。こちらも、前述したように時間をかけて読み取ってください。断面詳細図に慣れている方は、すぐに理解できるはずです。

出来れば、平面詳細図と平行して読み取ることをお薦めします。ちなみに、左側の断面詳細図は、ディスプレー部です。右側は、サイン部を描いています。

ここでは、このウインド部+サイン部に使用した、照明器具が全て確認できます。これについても、ひとつひとつを読み取ってください。

特に、壁面のタイルとウインドウとの見切り材、タイルの下地の納めなどもしっかり理解してください。後は、ウインドウ部のメンテナンス用の扉、スリムラインの安定器設置なども確認できます。

どちらも、大切な部分詳細図ですから、是非是非、覚えるようにしてください!

後記

20年前の図面をご披露したわけですが、この頃はスーパーブランドが台頭してきた時期で、仲間内を良く描いていました。

私も、本物の納め図面をあまり描いたことが無く大変苦労しました。幸いに友人がかなりの経験者だったので、よく助けて貰いました。これが本物の図面だ!なんていってことを思い出します。

今現在も、図面自体はあまり変わっていません。図面って、ある意味普遍なんですね!だから、私のような老いぼれでも仕事が未だにあるんです。嬉しいことです。

この手の図面は、最近ではあまり見ることもありませんし、一般書店での参考書には無いしってことで、最近はよく依頼メールが入ります。

これからも、読者様にとって有益な資料をお届けしますので、皆さんもしっかり勉強して、素晴らしい図面屋を目指してください。老後が安心ですよ。仕事があればの話ですが………..。では!!

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