■サイズ | ■仕様 |
W1400×D640×H2270 図面参照 | 本体:木下地AEP塗装仕上げ+ラッカー塗装仕上げ 行灯部:t=5乳半アクリ+9角スチール焼付け仕上げ |
■備考 | |
作図説明
25歳〜35歳の男性をダーゲットにした海外ブランドの壁面什器です。自立型との感じますが、現場での施工も伴うので造作什器と位置づけます。事例についてはマニュアルがありましたので、現場でのサイズ調整のみで作図しました。
什器の特徴として、左右の方立に取り付け行灯型の間接照明です。ダウンライトやスポットライトの直接的な照明効果とは異なり、柔らかい光の演出効果がブランドの高級感を漂わせます。
ニッチ造作は、ひとつのくくりで演出されるので、従来の単調になりがちな壁面の陳列やディスプレイーをよりインパクトに見せることが出来ます。(トラッドショップもこの手法です)
ただ、背面に埋め込んだスリットが安っぽくみえて、見た目にもったいない感じは否めません。ここは方立内側にスリットを埋め込むか、ダボ式にした方がよかったような気がします。
スリムラインは、行灯内部の天地で固定された角パイプに取り付けられています。この事例とは別の方法ですが、外側の点検用扉にスリムラインを取り付ける事も可能です。
また、狭い箇所での行灯を設置する場合、最近ではLED照明が多く使われます。ランプ寿命や器具サイズの事を考えると、LED照明の方が良かったのかもしれませんね。
※陳列商品が靴なのでガラス棚にコロビ止めが取り付けられています。
(株式会社 ロイヤル)
面材の使い方
店内の廻り縁やステージの見付けに面材を取り付けていますが、注意点がひとつあります。それは、どこから始まってどこで終わっているかを、必ず確認することです。
展開図や立面図でしか形が表現されないので、平面図上でも始まりと終わりの部分をチェックした方が良いでしょう。店舗境界ライン付近では見切り材が必要になるかもしれませんでの、注意してください。
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