サービスカウンターの姿図と断面図
■サイズ■仕様
W900×D1500×H1000
図面参照
本体:木下地+ウレタン塗装仕上げ
什器トップ:メラミン化粧板仕上げ  
■備考
2020.06.08更新 ★★★★☆

自粛が続きますが、私は仕事を続けながら合間を見て、このサイトの投稿しています。おはようございます!余田和です。

今日は、私の好きな “きほんのき” シリーズとしてカンター関連の事例をご紹介しましょう。

什器の高さから言って、これはサービスカウンターの仲間に属します。しかし、レジ台とも考えられますが、この高さが800mmでは、ちょっと高い気もしますが・・・・。現在(2019年)では、750mmだと思います。

サービスカウンターというのは、各店舗でもそうですが、百貨店の場合は特に種類が多いので分類には一苦労します。

今回の作図事例は、そんなサービスカウンターのなかでも基本中の基本をお伝えします。ただ、機能面でスライドレール付きの棚が多くなりますが、きっと使い勝手が良いので、そのようにしています。(以下の断面詳細図参照)

断面詳細図

過去に多くのサービスカウンターを描いてきましたが、百貨店には必ず必要な機能があります。それは3Pコンセントです。

百貨店を多く手がけている図面屋さんには、なじみのモノでしょうが・・・・・。

私も全ての百貨店を設計したわけではありませんので、この3Pコンセントが、必ず必要かどうかは解りませんが、作図する方にとっては、結構やっかいな代物です。

でも、一度覚えてしまえば、後は位置関係を確認するだけで、これについては売場担当者との打ち合わせで解決するようにしています。

このサイトでも多くのサービスカウンターの作図事例を紹介していますので、いろいろ見て理解していただくと嬉しいです。

なにゆえ、サービスカウンターと呼ぶかは定かではありませんが、この業界では「言葉=名詞」が勝手に一人歩きして新語が生まれます。(笑)このサービスカウンターもきっと同様だと感じます。

尚、機能面については、それぞれの売場によって異なりますが、以下の立面図が通常であって、上記の断面図からして一般的なサービスカウンターだと言えます。まさしく、”きほんのき” ですね!

立面図

後記

注意すべき点は、機能は一般的で汎用性のある今回の作図事例ですが、売場によってそのワイドや高さが変わることがあります。ですから、詳細については売場の責任者の方とのやりとりで決定します。

また、先ほどの3Pコンセントに関わることですが、必ず電源が必要となる機器が置かれる位置を確認して、各トレイの背板側に50mmの配線通路を設ける必要がありますね。(断面詳細図参照)ではでは!!

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