ダブルデイ 西宮ガーデンズ店_2009.08.27
■サイズ■仕様
W800×D110×H2400
図面参照
枠:木下地化粧板仕上げ
建具:木工化粧板仕上げ
■備考
2020.06.03更新評価:★★★★☆(4.5p)
ディティールがしっかり描けています

背景

海外でも人気のあった生活雑貨ショップです。円形のフロアで、店舗区画が少しいびつな形になっていたので、平面図などの環境図を作図するのに苦労した思い出が有ります。そのほとんどが、壁面の造作実施図が主な業務となりました。

作図説明

この作図事例は店内からストックリームへ出入り用の建具です。特に凝った部分は無く片開き戸の基本形と言って良いでしょう。仕上げもシンプルな化粧板仕上げとなってます。ただ、この作図はしっかり描けています。

付属金物の蝶番とレバーハンドルにはアンティーク感を演出するためにちょっとくすんだゴールドメッキにしています。以下は、平面詳細図ですので、確認しておいてください。

平面詳細図

開口枠については、縦枠と上部の横枠とに1mmの段差をつけていますが、開口枠を横から見たときに横枠の小口を見せないためにこの段差を設けています。 (枠の縦勝ち横勝ちについての画像)

上の作図を見ていただくとに縦勝ちの開口枠では、横枠が隠れて見えません。半分以上が左右の壁で隠れてしまい、ほんの数ミリしか見えませんが、開口枠としてはこの縦勝ちでの組み方が、一般的とされています。

以下は、縦断面詳細図となりますが、かろうじて縦枠が勝っているのが確認できます。しかし、見にくいですね! 1mmですから仕方がにことにしましょう。

縦断面詳細

作図上での注意点

この作図事例の場合、壁面の巾木に 5mm厚の木製巾木を使っています。そのため、開口枠の見込みはこの巾木の厚み分を含めて、壁からのチリ寸法を決めなくてはなりません。

当然のようですが、壁とのチリ寸法だけに目が行き、巾木を忘れがちになりますので注意してください。

それにもうひとつ!
ほかの建具図にも共通して気を付けている点があります。それは、戸当たりの取り付け場所と形状です。(今回の事例では写っていません)

これは建具の取り付け位置にもよるのですが、壁ぎわに建具を取り付ける場合、レバーハンドルが、壁に当たってしまって、仕上げを傷つけてしまう恐れがあります。

ドアチェックが、ある程度ストッパーの役割を果たすのですが、より安全の為に戸当たりを取り付ける事をお勧めします。

ですから、極力壁際の目立たない所の床面か、壁面に戸当たりを取り付けるようにしています。

仮に、壁面の仕上げがミラー貼りの場合には、とんでもない事になり、ミラー補修に大きなコストが掛かってしまいます。事前に設計段階で回避出来るようにしておくべきでしょうね。

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