■サイズ■仕様
W1800×D101.5×H35
図面参照
メインパイプ:SUS35φクロームメッキ仕上げ+
レザーパイプ部インロウ溶接  
■備考
 

今回は、フィッティングルーム(以後FR)には、必要不可欠な手摺りの事例をご覧頂きます。

特に身障者用FR内には、絶対に付けてあげなえればなりません。図面事例については、身障者用途ではありませんが、この程度の強度を持った手摺りがあれば喜ばれます。

これが基本とはいいませんが、収めとしては万全です!

仕様は、両サイドにレザー巻きなどで、上質な仕上がりで高級感が漂いますが、コストもそれなりについてきます。

それでは、もう少しお話しましょう。

その前に、この手摺りバーがどこで使われているかを理解するために、FRの平面図を添付しておきます。

フィッティングルーム平面図

この平面図は、以前某百貨店のブライダルサロンでのFRです。事例もそのFR内に取り付けたバーです。(赤でマーキングしています。)

位置関係が分かったところで、説明を進めましょう。

仕上げについては、先ほど少しお話ししましたが、バー全体はクロームメッキ仕上げです。 そして、強固さを求めるならば、SUS仕上げの方が良いと考えます。

また、このFRは健常者もそうですが、身障者及び、高齢の方もお使いになる可能性は高いと思います。 いずれにせよ、全体重がこの手摺りバーに掛かってくるので、やはりここは強固な素材は必須でしょう。

パイプ固定については万全にするため、PB下地の軽量鉄骨(LGS)には、しっかりと固定する方法をお勧めします。

平面詳細図

上記の平面詳細図では、固定方法を表しています。店舗内でよくでてくる壁面のハンガーパイプなどと同様にスチールベースインローパイプでの収め方となります。

ついでと言っては、なんですが断面詳細図も付け加えます。

断面詳細図

ここで注意することは、FR内ミラー面と接する箇所には、スチールカバーと同サイズのクッションリングを取り付けてください。ミラーに加重が掛かる事を軽減させるためです。

最後に、身障者と言う話も出ましたので、ちょっとだけ付け加えます!

身障者用のFRにも、今回の強固な手摺りバーが必要ですが、それ以外でも多くの条件があるのも忘れないようにしておいてください。

例えば、出入り口にワイドを広く取って、「車いす」でも問題なく出入りできるFRが求められています。 純恵でした。

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