■サイズ | ■仕様 |
W750×D118×H2540 図面参照 | 枠:化粧板仕上げ(木調) ガラリ取付/枠同色焼付塗装仕上(DIC-311) |
■備考 | |
難易度:初級編/★★☆☆☆ |
背景
2010年3月物件で、女性下着専門店。男性には縁のない商品だったので、私の友人(女性)に作図フォローをお願いしました。商品サイズや陳列ピッチなどをいろいろレクチャーを受けながら、作図を進めていきました。
作図内容
この作図事例は店内奥にあるフィッティングルーム(以下FR)への出入り口に設けた開口枠図です。開口枠の両側にある壁の奥にFRがあります。
アパレルショップでは、この事例のように壁面の裏側にFRを集約し、出入り口に、今回の事例と同様の開口枠を設けることがあります。この手法によって、壁面をより広く有効活用できるようになります。
開口枠上部には、FRへの案内サインとガラリを取り付けてありますが、設計当初にはガラリはなく開口だけでした。しかし、開口枠部で意匠が途切るよりも連続して見れるように、ガラリを取り付けました。
以下に平面詳細図が有りますので確認ください。って言ってもあまりの単純さが悲しいです。建具枠のようなものとお考えください。
次に今回の主であるガラリ部分の断面詳細図をご覧頂きましょう。こちらはかなり複雑に見えます。ガラリの羽が細かすぎて描くのが邪魔くさいかがします。
このガラリ、店舗にはよく存在して、過去に何度も作図してきましたので、かなり慣れました。ちなみに、今回はスチール製での作図ですが、木製のガラリも何度も書いた記憶があります。
作図上の注意点
排煙口のサイズについては、天井まである壁の奥にFRやストックを設けた場合、このエリアは密閉空間になります。
この密閉空間を作った時は、火災時に煙を逃がす為の排煙口を設けることが法規上必要です。一般的に排煙口に必要なサイズは「密閉空間の面積×1/50」以上あれば有効とされます。
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