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トミーヒルフィガー 和歌山近鉄店_2000.04
■サイズ■仕様
W950×D304×H1200
図面参照 
本体:木下地+染色CL仕上げ
スリット埋込+ROYAL PSFー20
ニッケルサテン仕上げ
■備考
面材多用 

作図内容

紳士衣料の売り場では良く見かけるベルト専用の什器です。ベルトを掛けるフックは、前面と奥面とで展示方法を違った見せ方出来るように、スペースを設けています。
  
まず、奥面ではベルトのバックルが、正面に見えるよう吊り、前面では丸めてベルトの色や素材を見せる見せ方にしています。まさに、VMDです。

作図としては、フックは、どちらもシングルフックを使用しています。前面は裏から袋ナット止めで固定します。奥面はスリット柱を利用することで、高さの調整が出来るよう可変式にしています。

尚、面材を多く使っていますが、仕上げは全て木下地化+ラッカー塗装仕上げています。従来のメンズの重厚なイメージより、さわやかな高級感を醸し出しています。如何にそれぞれの詳細図を上げておきます。

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断面詳細図

前述した内容が、これを見るとよく理解できると思います。また、それぞれの断面形状も明確に表現されてます。以下では、上部フック部分の詳細図です。こちらを見ていると、よりその構造が分かるでしょう。

2枚目作図は、2段目のフック部分の詳細図となります。フックの形状自体が違うので、商品展示も違った見え方で、お客様に訴求します。

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面材同士の取り合い

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上記、マーキングに注目してください。縦に流れる面材と巾木の面材が当たるカ所ですね。このように、面材同士が接する箇所には注意してください。

滅多にないことですが、作図を描き慣れていない人がよくやる失敗です。

例えば、縦の面材が巾木よりもはみ出してしまう事があるのです。まずは、作図する前に各面材のデプスをしっかり把握することです。

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