ファサード01
京都アレグロ 2001.02.13
■サイズ■仕様
サイズなどは図面参照のこと仕様・仕上げ図面参照のこと
■備考
2020.11.16更新

背景

アパレル店舗の設計を主に行ってきたクライアントから珍しく飲食店の設計を受注しました。基本図はすでに作図済みでしたが、詳細図が一切なし。まあ、そこを依頼された訳です。この事ファサード図以外に、店内の什器図が数枚有った記憶があります。

平面図と展開図を見てもちぇっと厄介かなって感じでしたが、打ち合わせ後、私の方で部材その他を調整して進めました。今の私ならどうってことの無い作図でしたが、当時はこのクラスの作図はちょっと嫌でしたね。

だって飲食店の顔であるエントランス造作とサンプルケース部の詳細図ですよ!ちょっとビビりましたね。特に石貼り壁面と持ち出しサインの納め方、配線ダクトを使用した配灯には心して取りかかりました。

作図解説

以下は、最近描き足した図面です。トップ画像の断面指示を見ながら、それぞれの断面図及び、その詳細図を読み進めてください。

ファサード02
各断面図

以下の作図は、柱形の平面詳細図です。納まりがややこしいのでここまで描いてあげれば、問題ないでしょう。LGSの下地もしっかり描けていますので、こちらも参考にしてください。

ファサード03
柱部平面詳細図

以下は、壁面サインの取付け方を拡大図で表してますが、こちらの作図も及第点を付けても良いぐらいの出来映えです。ここまで描けるのは素晴らしいです。初心者の方もしっかりマスターして下さい。

ファサード04
サイン取付け部の断面詳細図

壁に石を貼る場合の下地には、耐水性のあるケイカル板もしくはラスカットボードを使うことが一般的とされています。但し、貼る面積にによってはプラスターボードを下地として乾式の施工方法をとることもあります。

この場合、専用の接着剤を使うのですが、のりしろは2mm程度は必ず確保する用にしています。

また、石貼りの壁面に持ち出しサインを取り付ける場合には支持金物の位置に注意。極力目地の部分に支持金物を通す事です。この収め方はサインの仕様に関係なく共通して使える手法です。

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