pied a’pied 佐世保店_2011.08
■サイズ■仕様
W1178×D600×H2100
図面参照
本体:木工化粧板仕上げ
中央電飾サイン:t3mm乳半アクリル+コルトンフィルム製作+t3mmトーメイアクリル
サイド電飾サイン:t3mm乳半アクリル+シート文字貼
■備考

背景

全国で展開しているGMSの直営売り場を設計していた折りに、女性下着の専門店を依頼されました。

以前にも、女性下着ショップは手掛けたことがあったので、さほど難しくないと思い、二つ返事で取りかかったことを思い出していました。

作図解説

トップ画像で、このショップの壁面エリアの平面図の一部が見て取れますが、壁面にスリットだけのシステムが続くと、重要な売場となる壁面が間延びした見えてしまい、興ざめする売場となってしまいます。

そこで、単調な売場に変化を付けるため、このようなサインを考えました。行灯サインを使った壁面のフォーカルポイントです。

作図でお分かりのように、この事例ではサイズの違う2種類の行灯サインを使っています。

中央には、実際の商品(ブラジャー・ショーツ)をディスプレイします。両サイドは、商品のブランド名を縦型に施して、インパクトある印象をお客様に与えます。

また、中央の行灯部には商品以外にも使い途はあって、例えばビジュアルなども表現できます。

造りとしては、中央はコルトンフィルムを挟みこんだ行灯で、左右はカッティングシートでサインロゴを貼り付けた行灯となっています。

特に難しい構造にはしていないので、理解しやすいサイン事例と思います。

壁面にこういった装置を設けることで、お客様を飽きさせることなく店内を回遊させることにも繋がり、賑わいが漂います。

a部詳細図

作図での注意点としては、押縁です。

上記。a部詳細図を見ていただくとわかるように、盤面のアクリルを固定している押縁は6mm×6mmの角材です。

木ビスにて固定するようにしていますが、このサイズでは押縁が割れてしまう可能もあるので、もうワンサイズ大きめの9mm×9mmが最適です。以上です。

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