志摩ホテル 2F ブティック_2016.03
■サイズ■仕様
W2350×D2200×H1050
図面参照
本体:オーク材煉り付けオイルステン仕上げ
ガラスケース:t=8mm高透過ガラスホットボンド止め
ケース内照明9灯取付け
■備考

作図解説

観光ホテルのリニューアルで、実施設計を担当した物件です。この作図事例はそのホテルの一各区にあるブティックのショーケースです。デザインはそれほど個性はありませんが、L型は珍しいので投稿してみました。

什器のがたいがでかいので、当然作図は2枚組となりました。以下は、断面詳細図と、引き違いのガラス戸の部分詳細図となります。

用途は、主にアパレルショップや雑貨ショップなどに適していますが、サイズが2000mm以上で、L型になっているので設置場所にはある程度限定されます。

デザインもシンプルで、仕上げには木目の綺麗さが特徴でもあるオーク材をオイルステン仕上げにしています。

ショーケースには、高透過ガラスを使用しているため、ケース内の商品はより鮮明に見ることが出来ます。特徴は、厚みが増してもガラス特有の青みが強くならず、透明度の高い点です。

しかし、一般的なガラスよりも約1.5から2倍のコストアップに繋がることが唯一の欠点だと感じますが、ホテル環境では当然と考えます。

この高透過ガラスのケース背面には引き違い扉を設けて商品の出し入れをするようにしています。特に、この引き違い扉用のフレームについては、この作図事例での収めポイントになっていますので、詳細図を見ながらご説明していきます。

ショーケース自体がL型の形状のため、どこかでジョイントが必要となってきます。そこで、最もジョイントしやすいコーナー支柱を、一方のフレームには溶接し、もう片方のフレームにはビス止めでジョイント固定する方法を採用しました。

フレームの40mm×20mm角パイプ側からのビスだけではジョイント部の耐久性に欠けるので底目地部にもビス止めしています。

次にフレームに取り付けたケース内の照明のカバーについてですが、以下参照して下さい。どこを描いているかは、全体像を理解するようにしてください。

スタンド照明(8灯分)だけでは、光が届かないところもあるので、フレームにLED照明を斜めに照らすための照明カバーを取り付けました。重要なのは配線を通す箇所を確保する点だけなので、それさえクリアしておけば、様々なショーケースに応用できるので覚えておくと便利です。

レッスンポイント

レッスンポイントとしては。やはりケース組みですね。シンプルなケースの場合はそれほど悩むことはありませんが、今回の事例ではそうはいきません。実際、かなり悩んだ結果の納めとなっています。

また、ケース内の照明カバーについてもそうなのですが、電源の確保はもちろんのことですが、ケース側面のガラスに接する部分(エンド部)には蓋が必要なことも忘れないでください。

尚、下部のそれぞれの機能については、業態によって異なりますので、実物件においては、店長との打ち合わせが必要になってくるでしょう。

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