壁面アクセ什器図01
■サイズ■仕様
W1150×D485×H1045
図面参照 
フレーム:25×25スチール角パイプ鉄地グレー仕上げ
装飾:t=3mmスチールFB鉄地グレー仕上げ
天板:石貼り
腰部:ナラ材OSCL仕上げ 
■備考
 

作図説明

今回は、久しぶりに単品の什器をご紹介しますので、じっくりご覧ください。

さて、この作図事例はかなり個性的で、おしゃれなアクセサリー什器ですが、個性的と言っても什器の両側にあたる部分だけのもで、その他は一般的なショーケースの仕様だと感じます。

片面使いの什器なので壁面配置か、アクセサリー専門店だったら店頭配置とも考えられますね。また、二台を並列で配置されることもあります。ただ、配置についてはかなり狭められた考え方になるでしょう。

それでは、もっと詳しく・・・・。

両側に当たるスチールの曲げ加工は、その個性的なデザインで柔らかさを表現して女性目線を意識してますね。きっと、店舗の環境が、女性的なニュアンスを持ったデザインでまとめられているのでしょう。

25mm×25mmスチールフレームに溶接されたフラットバー(FB)は、曲げ加工して女性らしい柔らかさを表現しています。

確かに、興味深いデザインではありますが、事例としては個性過ぎて参考程度で留めておいてください。個性というものは、デザインに直結するものでこれを真似ることは避けた方が無難です。

作図的にも、まだ未完成と感じます。と言うのもこの部分の寸歩記入が無いことです。別図があると思われますがここでは必要ないでしょう。
それでは、ここで作図の肝である詳細図をご覧ください。

壁面アクセ什器図02


個性的と書いた以外は、ごく一般的であって、これはかなりの参考図となり得ますので、仕様をアレンジしてご自分のモノとしてください。

腰の抽斗はフレームの補強パイプ上に乗っけるようにして設置し、抽斗内部からフレームにビス止めをする収めにしています。

この詳細図をよく見ていただくと、天板の石貼りとガラスの押さえ方が、分かるようになっています。棚下照明を取り付けた部分での木部の厚みが、極端に薄くなっています。

部分的に薄くなっているだけなので、特に問題はないと思われますが、現在ではそのほとんどが、LED照明なので心配は無いでしょう。

時代が変化すれば、収め方も良い方に変化することは喜ばしいですね。

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